投資信託の基本

投資信託とは、簡単にいうと株や債券の詰め合わせです。投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が色々な株や債券等で運用し、運用成果を投資家それぞれの投資額に応じて分け合います。通常の株式取引であれば、A社の株、B社の株といったように個別銘柄に投資するものですが、投資信託であれば少ない金額で色々な銘柄に投資ができるわけですね。

投資信託のメリット

投資信託のメリットは大きく二つあり、第一に分散投資ができることです。一つの銘柄だけに投資するのも良いのですが、投資していた会社が万一潰れたり、業績を大きく落とすと、財産が大きく目減りしてしまいます。

投資信託であれば、一つの商品で色々な銘柄に投資できるので、一つの銘柄がダメになっても財産全体で見た被害は大きくなりません。このリスク分散効果がメリットの一つです。多くの卵を一つのかごに入れていると、かごを落としたときに一大事になりますが、色々なかごにいれておけば、一つだけかごを落としても被害は小さい、ということです。

第二のメリットは、運用をプロにお任せできることです。仕事が忙しく、投資に際し個別銘柄を研究する時間が取れない人も多いと思います。その点、投資信託であれば投資家の代わりに運用のプロがお金を増やそうと頑張ってくれるのです。 

投資信託のデメリット

投資信託のデメリットは、購入や保有にお金がかかることです。下の表はある投資信託の目論見書の抜粋です。「目論見書」とは投資信託の説明書みたいなものです。

購入時手数料2.16%
信託報酬(税込)1.73%
信託財産留保額0.3%


まず、「購入時手数料」がかかります。この投資信託は2.16%(税込)がかかるので、100万円お金を出したら、2.16万円の手数料がかかり97.84万円分の投資信託が買えることになります。

そして、投資信託を持っている間にもお金がかかります。 「信託報酬」という欄があります。これは、運用のプロに任せるための経費で、年間で投資信託の資産に対し1.728%かかります。

「信託財産留保額」は、買った投資信託を売却するときにかかるお金です。この投資信託は信託財産留保額が0.3%かかるので、100万円分の投資信託を売却すると、3000円かかることになります。以上が、買うとき、持っているとき、売るときにかかる費用です。

このように、購入や保有にお金がかかる点が、投資信託のデメリットです。ただ、最近は購入時手数料が無料のノーロードというタイプの投資信託もあります。おすすめはこのノーロードの投資信託です。

投資信託を買う際のスタンス

投資信託は売買にコストがかかり、値動きも個別株に比べると小さいので、短期売買には向きません。少なくとも半年以上の保有を前提に、中長期投資をおすすめします。また、長期間の相場の底や天井を見極めるのは難しいため、時間をかけて小額をコツコツ買う投資スタイルでいきましょう。

どんな投資信託を買うべきか

投資信託を選ぶ際は、まず大まかな投資方針を決めましょう。投資方針といっても、「今後はアメリカ経済が良さそうだからアメリカ株を買おう」とか「やっぱりこれからは東南アジアの時代だから、東南アジアの株を買いたい」といった程度でまずは充分です。

そして、なるべく購入時手数料が無料(ノーロード)かつ、信託報酬が1%未満の投資信託を選びましょう。購入、保有にお金がかかると、投資のリターンは大きくなりません。また、手数料が低いから商品が良くない、ということでも全く無いのです。アメリカ株の投資信託であれば、購入時手数料がかかろうとかかるまいと、アメリカ株が上がれば利益になり、下がれば損失になるのは同じです。

買ってはいけない投資信託

逆に、買ってはいけない投資信託は、第一に購入時手数料が3%を超えるものです。証券会社としては投資家になるべく手数料が高いものを買ってほしいため、公式サイトの投資信託紹介コーナーの目立つ場所に購入時手数料3%以上の投資信託が紹介されたりしますが、投資家の立場からすると費用がかかりすぎます。3%以上の購入時手数料がかかるからといって、その商品のパフォーマンスが良いわけではありません。

また、流行りのテーマを取り入れた投資信託も購入は控えるべきと思います。「SNS関連会社株」や「スマートシティ関連銘柄」等の、時代時代の流行に合わせた投資信託が販売されることがあります。絶対ダメというわけではありませんが、これらの投資信託が出るころには、流行がピークを迎えており、買った後に流行がしぼんで価格も落ちる、というケースが多いように感じます。

また、販売手数料も高額の場合が多いです。テーマによほど自信があれば良いですが、安易な購入はおすすめできません。 

どこの証券会社で投資信託を買うべきか

ネットで投資信託を買う場合は、「SBI証券」がおすすめです。

SBI証券の特徴
①業界ナンバーワンクラスの投資信託品揃え・・・2,655本の投資信託を揃え、うち1,345本はノーロードタイプです。

②500円からの投資信託積立に対応・・・月々500円から投資信託を積み立てることができます。極端な話月1万円だけあれば、500円×20銘柄が毎月変えてしまいます。僅かなお金で世界に分散投資ができてしまいます。

③証券業界随一のマーケット情報・・・アルタイム株価, チャート, 株主優待検索, 四季報情報など豊富な投資情報が無料で簡単にチェックできます。

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